Profile
プロフィール
- 所属
- 第一東京弁護士会
- 主要取扱分野
- 交通事故 / 相続問題 / 離婚・男女問題 / 企業法務・顧問弁護士
- 著書・論文
-
交通事故案件対応のベストプラクティス(共著・中央経済社・2020)
いざ!というとき得をする法律のきほん vol.1(グラフィス・2021.5) - 出身地
- 愛媛県八幡浜市
- 出身校
- 立命館大学法科大学院
- 趣味
- 社交ダンス
- 好きな言葉
- 至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり
- 所属事務所に問い合わせる -
銀座事務所
Interview
インタビュー
- 過去の人生で苦労したこと
保険会社に言われるままに示談書にサイン
私自身、弁護士になる前に交通事故に遭ったことがあります。当時の私は、通院や保険会社とのやりとりに疲弊してしまい、とにかくこの状況から開放されたいとの一心で、十分な治療を受けることもなく、保険会社に言われるままに数万円のお金を受け取り、示談書にサインをしました。
しかし、今でも首や腰が痛むとき、原因は事故かどうかは分かりませんが、常に「あれでよかったのか」「しっかり治療を受けたかった」という思いに苛まれます。
私は、事故に遭われた皆様にこのような思いをしてほしくありません。今の私は、先ほどの示談書にサインをしたときとは違い、交通事故の専門知識を身につけた弁護士です。皆様が満足と納得の解決を得られるよう、あらゆる法的知識を駆使して全力でサポートいたします。
- お客様に伝えたいこと
“強い者が正しい”という暗黙のルールに抗うこと
私は大学卒業後、一般企業に就職しました。そのときに私が感じたことは、“強い者が正しい”という暗黙のルールがまかり通っているということです。世の中には、不当な扱いを受けても、たとえそれがどんなに理不尽であろうとも、強者の論理の前には為す術がない、そんな状況がたくさんあります。
私は、そんな不合理なルールで動く世の中に対して何らかの問題提起がしたいと思い、弁護士になりました。
私たちサリュの弁護士、リーガルスタッフは、理不尽なこと、不合理なことに抗うことに対して、また、正しくあることに対して、一切の妥協を許しません。そして、その正しさが独りよがりなものにならないよう、常に私たちは依頼者の皆様と共にあり、共に変わっていきます。それが私たちサリュの強さだと思っています。
- 仕事の中で心がけていること
言葉を大切にする
ある依頼者にとって最善の事件解決が、他の依頼者にとっても最善の事件解決であるとは限りません。それは、歩んできた人生が違うからです。
これから歩んでいく人生が違うからです。それは言葉を変えると、依頼者の人生を離れて最善の事件解決などありえないということです。私は、このような考えから、「言葉を大切にする」ということに最も重きを置いています。依頼者の言葉一つ一つから、何に喜び、何に怒りを感じるのか、また、何に悲しみ、何を楽しいと思うのか、そういったことを感じ取る努力を怠らないようにしています。
そうすることで、無機質な法律を形式的にあてはめるだけの事件解決ではなく、血の通った事件解決、ひいては、依頼者の人生に寄り添った事件解決を提供できると信じているからです。そして、それこそが、私の考える最善の事件解決です。