【実践的】相続の調停で勝つためにすべきこと4つ&絶対に避けるべきこと4つ

相続調停で勝つ
この記事の監修者
弁護士西村学

弁護士 西村 学

弁護士法人サリュ代表弁護士
大阪弁護士会所属
関西学院大学法学部卒業
同志社大学法科大学院客員教授

弁護士法人サリュは、全国に事務所を設置している法律事務所です。業界でいち早く無料法律相談を開始し、弁護士を身近な存在として感じていただくために様々なサービスを展開してきました。サリュは、遺産相続トラブルの交渉業務、調停・訴訟業務などの民事・家事分野に注力しています。遺産相続トラブルにお困りでしたら、当事務所の無料相談をご利用ください。

「相続の調停で勝ちたい。どうやったら勝てるのだろうか。」

当人同士の話し合いで解決できなかった相続トラブルを調停に持ち込む場合、「負けたくない」「損したくない」という気持ちが強まっていることと思います。

相続の調停は、争いの内容にもよりますが、互いの言い分があるため、「100%勝つ」内容で決着をつけるのは難しいことが多いでしょう。

それでも、対策次第であなたに有利に進めることが可能です。

そのためのポイントが下記の4つです。

これらの対策を行うことで、あなたが望む解決に近づけることができるでしょう。

なお、勝つポイントをおさえると同時に、不利になる言動を慎むことも重要です。

上記の行為は調停委員や相手方の信頼を失わせ、調停が不利に展開する恐れがあるため、控えるよう注意しなければいけません。

本記事では調停を進めるにあたってやるべきこと・やってはいけないことを詳しく紹介していきます。

本記事の内容
1.相続の調停のゴールは「自分が希望する相続の形」にすべき
2.相続の調停で勝つためのポイント4つ
3.【NG】相続の調停でやってはいけないこと4つ

この記事を読めば相続の調停で「勝つ」ためのポイントを理解し実践することができるようになります。是非最後までご覧ください。

相続の弁護士費用に、新しい選択肢を。

サリュは、お客様の弁護士費用の負担を軽減するため、
月額料金プラン7.7%着手金無料プランを用意しました。
最良の法的サービスを、もっと身近に。

遺産相続問題は弁護士へ
相続の弁護士費用相場コラム

相続の弁護士費用に、
新しい選択肢を。

サリュは、お客様の弁護士費用の負担を軽減するため、
月額料金プラン
7.7%着手金無料プラン
を用意しました。
最良の法的サービスを、もっと身近に。

遺産相続問題は弁護士へ
相続の弁護士費用相場コラム

目次

相続の調停で「勝つ」とは「自分が希望する相続」を実現すること

あなたはこれから始まる、あるいはすでに始まっている相続の調停において、「なんとかして勝ちたい」と意気込んでいることと思います。

あなたが理想の結果で相続の調停を終えられるよう、まずは本章で調停の特徴を理解し、目指すべき目標を正しく認識しましょう。

相続の調停で「勝つ」ということは、「自分の希望に近い形で調停合意できること」を指します。

そもそも調停とは、調停委員に間を取りもってもらい、話し合いにより解決を目指す手続です。

つまり、双方の主張が対立している以上、どちらかが譲らなければいけません

そのどちらがどれだけ譲るかにおいて、譲った度合いが小さければ小さいほど、よりあなたが望む相続の形に近づいたということであり、その状態を「勝った」と呼ぶことができます。

例えば、父親が亡くなり、その遺産が自宅(評価額4000万円)のみだったとします。母は既に他界しており、相続人は兄と弟の二人で、法定相続分だと2分の1ずつ分けることになります。

双方とも自分がどうしても自宅を相続したいと主張して譲らず、調停を起こすことになりました。この場合、兄か弟どちらかが譲らなければ話し合いは成立しません。

兄が代償として現金2000万円を渡すから譲ってほしいと言っても弟は首を縦にふりません。話し合いを繰り返したのち兄が2400万円を渡すと提示すると、弟はようやく合意してくれました。

弟が自宅を譲ってくれたので兄は希望通り自宅を取得することができました(=調停で「勝った」状態)。しかし、兄も本来貰えるはずの2分の1の法定相続分を妥協したので、兄自身も譲ったことになります。

上記の例のように、はっきりと「勝ち」「負け」が決まるのではなく、実際には譲歩し合いながら落としどころを探っていくことになるでしょう。

なお、相手方が「遺産を全て渡すように」との無謀な主張をしている場合や、遺言書の偽造や遺産の使い込みなどの悪質な行為をしている場合は、「相手の非を明らかにして認めさせること」も「勝った」状態と言えるでしょう。

ここまでで調停で「勝つ」ということのイメージができたかと思います。では、どうすれば調停で「勝つ」ことができるでしょうか。以降で「勝つ」ためにやるべきこと、やってはいけないことを紹介していきます。

調停そのものについてさらに知りたい場合はこちらの記事をご確認ください。この中では遺産分割調停について解説しており、調停の流れや実態を詳しく知ることができます。

相続の調停で勝つためのポイント4つ

それでは本章では調停で「勝つ」ためにできる対策・方法を紹介していきます。

【相続の調停で勝つためのポイント4つ】
1.弁護士に依頼する《最もおすすめ》
2.自身の主張を事前に整理しておく
3.主張を裏付ける証拠を提示する
4.譲れる部分は譲る

相続で調停に進むとなった時、まず検討すべきことが一つ目の「弁護士に依頼する」ことです。弁護士に依頼すれば2~4含め全面的に弁護士に任せることができます。

以下では弁護士に依頼すると有利に進められる理由や弁護士費用の目安について紹介していくので、ご確認のうえ、依頼するかどうか検討してみてください。

金銭面の負担などを理由に弁護士への依頼をやめておく場合には、上記2~4を自身で対策・実践するようにしましょう。

弁護士に依頼する《最もおすすめ》

調停を有利に進めていくためには弁護士の力を借りることが最も効果的かつポピュラーな方法です。実際、

2020年度の司法統計では約8割の遺産分割調停で弁護士が関与していました。

出典:司法統計情報 | 裁判所 – Courts in Japan

ここでは調停で弁護士に期待できることや、依頼する場合の費用や弁護士の選び方を見ていきましょう。

◎弁護士をたてると有利に進められる理由

◎弁護士費用

◎相続に強い弁護士の選び方

弁護士をたてると有利に進められる理由

調停において弁護士を頼むことには具体的にどのような強みがあるのでしょうか。

下記にまとめました。

【弁護士をたてると有利に進められる理由】

・法律の知識が十分である
・交渉力がある
・論理的に主張できる
・有効な証拠を集められる

これらの能力と実績を備えた弁護士が味方について全力でサポートしてもらえるなら心強いですよね。ひとつずつ見ていきましょう。

■法律の知識が十分である

相続問題の解決には法律の知識が求められます。法律を熟知している弁護士なら法的根拠をもとに説得的な主張を行うことができ、相手の言い分が法的根拠を欠く場合にはそれを指摘することができます。

調停委員は必ずしも法律の知識がある人とは限りません。また、調停委員の立場は中立であり、あなたの味方ではありません。あなた自身に法律の知識がないと損してしまうケースもあるでしょう。

例えば、親が所有し経営するアパートを親に代わって管理していた場合、寄与分を主張すれば遺産を多くもらえる可能性があります。しかし、その知識がなく適切な主張を行わなければ、寄与分が考慮されることもなく調停が進んでいきます。本来貰えたはずの遺産が貰えない恐れがあるのです。

■交渉力がある

調停は合意に向けた話し合いのため、成立させるためには相手方に納得してもらわなければいけません。弁護士は交渉に慣れているため、様々な説得材料や話法を駆使して相手方を説得することができます。

例えば、寄与分を500万円認めてもらいたいと思っている場合、最初から500万円を主張すると相手と協議するうちに金額が引き下がり、最終的な合意金額が400万円になるかもしれません。そこで、落としどころを500万円に見据えて、最初は600万円から交渉を始めるのです。弁護士はそうした交渉に手慣れているわけです。

■論理的に主張できる

調停では双方の話を調停委員が交互に聞き取りますが、話すのが苦手であったり感情的になってしまったりして上手く伝えられない人も少なくありません。弁護士は論理的に話すことに長けているので、調停委員に的確に主張を伝えることができます。

あなた自身で対応していると、例えば、父親の自宅を巡って兄と争っている際、「生前、兄は父の様子を全然見に来なかった」など法律的に意味のない事柄を感情的に喋り続けてしまうことがあります。重要な部分を調停委員に正しく伝えられません。

■有効な証拠を集められる

調停では主張を裏付ける証拠を提出する必要がありますが、どのような証拠をどうやって集めるかは一般の人には理解が難しい部分があります。弁護士であれば証拠集めのノウハウと弁護士会照会制度を活用して証拠を集めていくことができます。

例えば、弟が亡くなった父の財産を生前使い込んでいたことが疑われる場合、父の預金通帳や残高証明書だけでなく、医師の診断書や入院歴が分かる医療記録なども重要な証拠となる場合があります。自己流で証拠を集めようとした場合、見落としが生じてしまって、弟の使い込みを認めさせることができないかもしれません。

弁護士費用

先に述べたとおり、調停で弁護士を味方につけていると多くのメリットが得られますが、デメリットもあります。それが弁護士費用です。

弁護士費用は事務所や案件によって大きく異なりますが、一般的に下記の金額が相場です。

 弁護士費用目安 = 着手金(約22万~55万円) + 報酬金(取得した遺産の4%~16%) 

・着手金…契約時に支払う前払金。

・報酬金…事件が解決したときに支払う後払金。依頼者が取得した遺産額に応じて変動するのが一般的。

確かに弁護士費用は依頼者にとって大きな負担となりますが、その分、依頼者は「勝ち」に向けて包括的なサポートを受けることができます。

弁護士に依頼すれば前述したメリットを得られるだけでなく、調停手続を代行してもらえたり、精神的な支えになってもらえたり、きっと心強い味方になってくれるでしょう。

しかし、争っている遺産額が少額(100万円台以下)の場合は弁護士費用が見合わない場合もあります。例えば100万円の遺産を巡って揉めているのに、40,50万円の弁護士費用がかかってしまっては割に合わないですよね。

遺産額と弁護士費用の見積りを照らし合わせて、依頼すべきかどうかよく検討するようにしましょう。

【弁護士費用が負担である場合、財産調査だけでも依頼してみる方法もあり】
弁護士費用がネックとなって調停の依頼を断念する場合、財産調査だけを依頼するのも有効です。相続財産の範囲(どの遺産がどれだけあるか)は調停前にあらかじめ明らかにしておくべきですが、相続財産の調査も素人には難しい部分があります。弁護士に依頼すれば約10万円~30万円の費用で適切に財産調査を進めることができます。

相続に強い弁護士の選び方

弁護士に依頼する場合、弁護士選びは非常に重要です。弁護士の実力差は調停結果にも影響を及ぼすことがあります。

弁護士には医療、交通事故、労働問題などそれぞれ専門分野があるので、必ず相続に実績のある弁護士を選ぶようにしましょう。

相続に不慣れな弁護士を選んでしまうと先に述べたメリットが得られず、期待したかたちで問題解決できない可能性が高まります。

弁護士を選ぶときのチェックポイントを下記にまとめたので、基準を満たしているかどうかしっかり確認するようにしましょう。

【弁護士の選び方7つのポイント】
◎相続の実績や知識が豊富か
◎弁護士費用は明確か
◎じっくり話を聞いてくれるか
◎分かりやすく説明してくれるか
◎相性が良いか
◎事務局もしっかり対応してくれるか
◎他の士業と連携しているか

関連記事
遺産相続は弁護士に依頼すべき?メリット・デメリットと判断ポイント
遺産相続に強い弁護士選び7つのポイント|ランキングに頼ってはいけない理由

自身の主張を事前に整理しておく

調停では双方の当事者は調停委員に自分の主張を伝える機会が与えられますが、話す内容は事前に整理してメモ書きしておくのがおすすめです。

事前に話す内容を準備しておかないと案外その場で思ったように話せないものです。緊張してしまったり感情的になってしまったりして、調停委員に上手く伝わらなかったり伝えるべき内容を言い忘れてしまったりということになりかねません。

調停委員に自分の言い分をきちんと伝えられないと不利な展開になる恐れがあるため、漏れなく正確に伝えられるようにしましょう。

そのためには事前の準備が重要です。話したいことを箇条書きにメモして、当日はそれを見ながら話すようにしましょう。

主張を整理するポイントについて下記にまとめましたので、参考にしながら主張を組み立ててみてください。

【伝わる主張のポイント】
法律的に意味のある主張をする
◎事実と意見・主張を分けて話す
◎結論を先に話す
◎5W1Hを明確にして話す(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)
◎時系列に従って話す
◎客観的に話す
◎具体的な数字を示す

調停では「法律的に意味のある主張」をすることが大切です。

例えば、「父は妹ばかりを贔屓にしていた」という主張は何の具体性もなく法律的に意味がありません。他方、「父は5年前に妹に住宅購入資金500万円を渡した」という主張であれば、特別受益(民法第903条)に関する具体的主張となり、法律的な意味を持ちます。
関連記事:特別受益とは?該当するケース10例と主張する流れ、計算方法を解説

主張を裏付ける証拠を提示する

あなたの主張が正しいことを証明するには客観的な証拠が必要です。

主張の根拠となる証拠を見せることで調停委員を納得させ相手方の反論も封じることができます。

あなたと相手方の言い分が食い違うとき、調停委員はどちらを信じればいいか分かりません。そこで第三者が見ても明らかな証拠を提示することで、あなたの主張が正しいことを証明することができるのです。

それと同時に相手方の嘘も明らかとなり、調停委員はその他の主張に関してもあなたを信じてくれるかもしれません。今後の展開も有利に進められるでしょう。

反対に言えば、あなたの主張が事実であったとしても、それを裏付ける証拠がなければ調停委員を納得させることはできません。

では、調停ではどのような証拠が有効なのでしょうか。揉めている内容によっても異なりますが、一例を下表にまとめたので、該当するケースがあれば参考にしてください。

【証拠になるもの(例)】

めている内容証拠になるもの
遺産の使い込み・預金通帳の取引履歴・残高証明書
・預貯金の振込伝票・委任状など
寄与分(看護療養型の場合)・要介護認定通知書
・要介護の認定資料
・診断書、カルテ・介護サービス利用表
・医療機関の領収書
・介護日誌など
特別受益現金の場合:預金通帳の取引履歴など
生活費の場合:クレジットカードの明細など
不動産の場合:全部事項証明書など
学費の場合:領収書など
遺言書の有効性・筆跡鑑定など

譲れる部分は譲って交渉する

あなたの言い分ばかり押し通そうとせず相手の言い分に耳を傾けるのも調停を成立させるコツです。

繰り返しますが、調停は話し合いでの解決を目指します。それはつまり、どちらかあるいは両方が譲らなければならない部分があるということです。

絶対に譲りたくない部分がある場合、他の部分を譲歩することで交渉が上手くいく可能性があるので、妥協しても良いと思える部分は歩み寄る姿勢を見せましょう。

例)不動産を巡って対立している場合

相続人:自分・弟
遺産:不動産(時価5,000万円)、現金6,000万円

不動産の相続を希望して弟と対立。どうしても不動産を相続したかったので、「現金を全て弟に譲る」と提案。現金を諦めたことで合意に至ることができた。

調停委員も調停を成立させることが目標であるため、歩み寄る姿勢は好印象を与えます。「この点は譲ってくれたからそちらも譲ってはどうか」と相手方を説得してくれることも期待できるでしょう。

【NG】相続の調停でやってはいけないこと4つ

前章では調停ですべきことをお伝えしましたが、本章ではその逆に、「やってはいけないこと」を紹介していきます。

下記にあてはまる行為を行うと調停が不利な方向に進む可能性があるため、控えるよう注意しましょう。

【相続の調停でやってはいけないこと4つ】
1.調停を欠席する
2.態度・マナーが悪い
3.嘘をつく
4.感情的になる・相手の悪口を言う

調停を欠席する

調停を欠席しないようにし、やむを得ない事情で欠席する場合は必ず事前に裁判所に連絡を入れるようにしましょう。

調停は双方の意見を聞いて話し合う場なので、欠席したからといって相手方の主張がそのまま通るということはありません。

しかし、無断で欠席したり何度も欠席を繰り返したりすると調停委員の心証も悪くなってしまい、調停に悪影響が出る恐れがあります。

また、場合によっては過料(5万円以下)が課せられることもあります。

調停委員の心証を悪くしないためにも、欠席の場合は下記の対応をとりましょう。

【調停に出席できない場合の対処法】
・早めに連絡して日程を変更してもらう(ただし変更してもらえる可能性は低い)
・日程変更が不可の場合は前もって主張書面を提出する
・裁判所が遠方で出向くことが負担である場合は電話会議システムを申し込む
・弁護士に代理出席してもらう

態度・マナーが悪い

横柄な態度をとる、言葉遣いが悪い、身だしなみがきちんとしていないなど、社会人としての基本的な振る舞いができていない人はどうしても信用を得にくく、その主張の信憑性を疑われやすくなります。

相続の問題と直接関係はなくとも、態度・マナーの悪さは調停委員に悪い印象を与えるので不適切な言動は控えましょう。

服装については決まりはありませんが、男性であればスーツ、女性であれば仕事用の服がおすすめです。いわゆるオフィスカジュアルの服装でも調停委員にきちんとした印象を与えることができるでしょう。

【調停での服装】

推奨避けるべき
・スーツ
・オフィスカジュアル
・Tシャツ
・ジーパン
・サンダル
・華美なアクセサリーなど

嘘をつく

調停で嘘をつくのはやめましょう。

自分にとって不都合な事実だからと嘘をついてしまった場合、相手方から証拠を突きつけられて嘘が明るみになると、調停委員からの信頼を一気に失くしてしまいます

仮に証拠が出なかったとしても、その他の自身の発言と矛盾が生じることもあります。嘘が発覚した場合はその後の発言の説得力は失くなってしまうでしょう。

たとえ不利な内容でも、自身の記憶に従って正直に話すことが重要です。

感情的になる・相手の悪口を言う

調停の場で泣いたり怒鳴ったりするのは控えましょう。

建設的な話し合いができないうえに、あなたの主張が調停委員に正しく伝わらない恐れがあります。もし相手から挑発や罵倒を受けたとしても、それに乗らないよう、冷静さを保ちましょう。

同様に相手の悪口を言うことも控えるべきです。相続問題に私的な感情を持ち込んでいると思われて調停委員に悪い印象を与えます。

調停は心を落ち着かせて臨みましょう。相手方の顔を見ると感情的になってしまいそうな場合、裁判所に申し出ることで、可能な限り、相手方と顔を合わせないように配慮してもらうことも可能です。

まとめ

本記事では相続の調停で勝つための方法について解説してきました。

あらためて内容を振り返りましょう。

まず前提として、相続の調停ではお互いの言い分があるので「100%勝つ」ことは難しいケースがほとんどです。

しかし、対策次第で調停をあなたに有利に進めていくことは可能です。

あなたが希望する結果に少しでも近づけるためには、次の項目を実践していくようにしましょう。

相続の調停で勝つためのポイント4つ
1.弁護士に依頼する《最もおすすめ》
2.自身の主張を事前に整理しておく
3.主張を裏付ける証拠を提示する
4.譲れる部分は譲る

同時に、調停が不利になる言動を控えることも重要です。

次の行為は調停委員の信頼を失ってしまう恐れがあるため慎むよう注意しましょう。

相続の調停でやってはいけないこと4つ
1.調停を欠席する
2.態度・マナーが悪い
3.嘘をつく
4.感情的になる・相手の悪口を言う

以上、本記事を読んで相続に勝つための対策を行い、その結果、あなたの満足がいくかたちで調停が成立することを願っております。

まずは弁護士との無料相談で、相続のお悩みをお話ください。

初回の相談は無料です。争いになっていなくても、相続開始直後からのご相談を受け付けております。
ご相談はご来所、お電話の他、ZOOMなどのオンラインも可能です。
お気軽にお問い合わせください。

お電話でご相談予約

受付時間
10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

メールでご相談予約

受付時間
24時間受付

遺産相続問題は弁護士へ

サリュは全国10拠点

まずは弁護士との無料相談で、
相続のお悩みをお話ください。

初回の相談は無料です。争いになっていなくても、相続開始直後からのご相談を受け付けております。
ご相談はご来所、お電話の他、ZOOMなどのオンラインも可能です。
お気軽にお問い合わせください。

お電話でご相談予約

受付時間
10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

メールでご相談予約

受付時間
24時間受付

遺産相続問題は弁護士へ

サリュは全国10拠点

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次