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– サリュに入社したきっかけは?
やりがいのある仕事内容に驚いた
私はサリュに入る前に一度司法試験を受けたのですが、落ちてしまいました。
その頃ちょうど結婚も決まっており、婚約者の人生への責任もありますし、自分の人生にもしっかり向き合わないといけないと思い、就職先を探しだしました。
そんな時、新聞の求人欄でサリュの広告を見つけたのが入社のきっかけです。小さな広告でしたから最初はどういう事務所かわからないままの応募でした。面接の時に「法律に関係することも、お客様の対応も、経営に関することも、一通りのことをやってもらう」と聞き、それならむしろやりがいがあり、ぜひお願いしますと、入社を決めました。
入ってから、本当にここまでいろいろなことをさせてもらえるのだ、とあらためて驚きました。弁護士と一緒に、事件に深くかかわるので、本当にやりがいがあります。
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– 印象に残っているできごとは?
被害者の無念を晴らせた案件
入所して早々に担当した保険金請求の案件のことです。
中央分離帯にぶつかり車が爆発して焼死された事故で、被害者が自殺と考えられていました。ですが、被害者の家族は、父親は自殺などするはずがないのに、その「不名誉な死」という評価が受け入れられないのだ、と相談に来られたのです。家族への聞き取り、現場の調査、書面作成にも関わるなど、本当に重要なことを任せてもらえました。訴訟では、その調査で分かったことを材料に、相手方に対して反論し、最終的には、全面勝訴とほぼ同程度の和解を勝ち取ることができ、被害者の無念を晴らすことができました。遺族の方々も大変喜んでくれたのが印象的です。
当時の代表 谷が入所したてのリーガルスタッフである私に事件の進め方の方針などを丁寧におしえてくれ、多角的な視点で事件を見せてくれました。そのおかげで前に進むことができましたし、自分が活躍できるフィールドを与えてもらったと思っています。 -
– 仕事に対する志をひとことで
「想像力」です
お客様・同僚・仲間に対して「こうしたらどうなるか」や「こうやったら相手はこう思うだろう」と先を想像して接しています。
自分がこうしたいと思ったことであっても、伝え方ひとつで印象はかなり変わります。自分の軸も大事にしながら、相手の立場に立って伝えることを考え色々なことに向き合うことが大事だと思っています。 -
– サリュに入社して、変わったことは?
人に真剣に向き合えた
自分にも人にも真剣に向き合うようになれました。それまでは途中で投出すこともあり、何事にも真剣味がなかったように思います。サリュには熱い人が多く、仲間たちが本気で自分に向き合ってくれます。それに対して自分も正面から向き合わなければいけないと思うようになりました。
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– サリュのメンバーは、どんな人たちですか?
厳しい状況でも支え合っていける仲間
戦友です。お互いフォローし合い、厳しい状況でも支え合っていける関係だと思います。
この仕事は、基本的にトラブルに巻き込まれている方がお客様になるので、負の感情にからめとられそうになり、精神的に厳しい場面もあります。
そういった厳しい場面では周りが察知して声をかけてくれますし、仕事でなくても誰かが手を差し伸ばしてくれます。
ですから、互いに一緒に戦っていると実感することが多いです。普段から気にかけてくれるし、自分も気にかけるので関係性が深いのだと思います。 -
– サリュの魅力とは?
魅力的な人間の集合体
魅力的な人が多いことです。サリュは魅力的な人間の集合体です。
おもしろくて、熱くて、人に関心を持ってくれる人ばかりなので、私も向き合おうと思えるんです。仕事を離れてもプライベートでも飲みにも行きますし、イベントに参加したり事務所メンバーで旅行したりもします。
また、全国にある別の事務所メンバーとも仲が良いです。サリュでは経営や法人運営に関する様々な部会や会議体があります。そういったみんなで集まる活動が多いので、色々な事務所メンバーと顔を合わせ自然と仲が良くなっているのかもしれません。
サリュでは、そういう活動に積極的に参加して、一緒に盛り上げてくれる人に働いてほしいと思っています。 -
– 今後の夢や目標は?
「リーガルスタッフ」を
確立していきたいサリュでは、リーガルスタッフの仕事の一面として舞台監督的な役割があります。調査や聞き込みを行い、場面を整え、裁判というステージでは弁護士が立ち、裏でリーガルスタッフが協力して事件に臨んでいきます。弁護士は多くの案件をかかえていますから、わたしたちが積極的に動かないといけません。たいへんなことは多いですが、とてもやりがいのある仕事だと思っています。
しかし、現状はリーガルスタッフが何をしているか一般の人にはわかりにくいので、「リーガルスタッフ」という職域をより身近なものとして確立していきたいと思っています。