弁護士法人サリュ代表弁護士 西村 学– Author –

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偽造された遺産分割協議書は無効!相続をやり直すための対処法を解説
「他の相続人が遺産分割協議書を偽造して勝手に相続を進めている!」 「認知症の母に代わって遺産分割協議書に押印をした相続人がいる。これは偽造?」 偽造された遺産分割協議書は無効です。遺産分割協議書は相続人全員の合意が無ければ認められません。 ... -
【30秒で分かる】相続登記必要書類一覧┃取得方法・注意点を解説
相続によって不動産(土地・家など)を取得した場合、亡くなった方の名義から相続した人へ名義を変えるため、相続登記(所有権移転登記)の手続きが必要です。 しかし、この相続登記をするのに「どんな書類を揃えればいいのかわからない・・・」という方も多... -
遺産分割調停の期間はどれくらい?実際の流れと事前準備のコツ
「遺産分割調停をすることになりそうだけれど、期間はどれくらいかかるもの?」 結論からお伝えすると、遺産分割調停を利用して解決を目指す場合、「1年ほどかかる」と考えておいたほうがよいでしょう。 ただし内容によって、大きな幅があります。全てがス... -
遺留分放棄の念書は有効か?無効にならない手続き方法と重要な注意点
「遺留分放棄の念書に、効力はある?」 そんな疑問を調べているところかもしれません。 結論からお伝えすると、被相続人(財産を持っている人)の“生前”に、相続人が書いた念書は無効です。効力を持ちません。 一方、被相続人の“死後”に、相続人が書いた念... -
認知症の遺言書は有効か?無効になる基準と生前の対策と死後の対応
「認知症の家族が書いた遺言書は、有効ですか?」という疑問に結論からお伝えすると、認知症だからという理由で、遺言書が直ちに無効とはなりません。 重要な基準となるのは「遺言能力」の有無です。簡単にいえば、事物に対する判断力がある方なら、認知症... -
遺産分割協議書の作成は誰に頼む?依頼先の選び方と費用を解説
「遺産分割協議書の作成が必要だけど、自分で作成するのは難しそう。誰かに依頼できないかな?」 「遺産分割協議書の作成は、士業の人に依頼ができそうだけど、誰に頼むのが正解?」 この記事をご覧の方は、このようにお悩みではないでしょうか? 相続手続... -
遺留分侵害額(減殺)請求の調停が不成立になったときの流れと対処法
「遺留分侵害額(減殺)請求の調停が不成立となったらどうなる?」 「調停不成立となったら遺留分を取り戻すことはできない?」 遺留分侵害額(減殺)請求を行っても、相手が応じてくれない場合や話し合いで折り合いがつかない場合は、調停での解決が見込... -
生命保険金は原則遺留分に含まれない!例外ケースと判断基準を解説
「生命保険金は遺留分に含まれる?」 「多額の生命保険金を受け取った他の相続人に対して不公平さを感じる。遺留分として請求できる?」 生命保険は受取人として指定された1人の相続人が、保険金を受け取ります。生命保険金は金額も大きいため、他の相続人... -
遺留分の調停はどうやる?「遺留分侵害額の請求調停」の流れと注意点
「遺留分の調停」に関して、“調停を起こしたい”という方もいれば、“調停を起こされた”という方もいるでしょう。 どちらのケースでも重要なのは、しっかりと基礎知識を身につけたうえで臨むことです。 納得いく解決をするために、この記事では、遺留分侵害... -
遺留分に関する養子(普通養子・特別養子)の扱いや実子との違いを解説
「養子の場合、遺留分はどうなるのか?」 という疑問について、結論からお伝えすると、法的には、養子には実子と同じく、遺留分が認められます。 ただし、相続の条件すべてが実子と同じというわけではなく、相続税の控除や代襲相続などの面で、実子との違...