両親が幼い頃に離婚したため疎遠となっていた親が亡くなり、親の再婚相手やその子の代理人から突然遺産分割協議書にサインをしてほしいという手紙を送られたということで、非常に困惑された相続人の方から遺産分割についてご依頼をいただきました。
サリュのサポート
相手方から当初送られてきた手紙は、相続財産の内容も明らかにせず、わずかなお金を渡すから相手方が全て相続財産を取得するという内容の遺産分割協議書にサインをしてほしいという非常に失礼な内容でした。
我々が代理人となり、まずは相手方に相続財産を開示するように求め、依頼者にも法定相続分を相続する権利があることを伝えました。その結果、相手方は非常に不躾な手紙を送ったことを謝罪し、相続財産を開示しました。調停の場で話し合うことにはなりましたが、結果的に法定相続分相当額には満たないものの当初提示していた金額からは大幅に増額した金額を獲得して無事に遺産分割調停は成立しました。
ご依頼者様は突然実の親が亡くなったことを知らされただけでなく、一方的に相続分の放棄を求めるに等しい手紙を送られたことで、非常にショックを受けていらっしゃいました。我々が代理人となって相続人としての権利を相手方に対して主張し、相続財産を獲得できたことでようやくお気持ちが晴れたとのことでした。
