事案の概要
Cさんは、「この遺産分割協議書は平等に分ける内容になっている」という親族の言い分を信じて、金額などが記載されていない遺産分割協議書にサインをしてしまいました。
後になって、自分の取分が少ないことに気付き、サリュに相談に来られました。
サリュのサポート
遺産分割協議書には実印が押印されておりましたが、遺産分割協議書を作成する前後のCさんと親族との会話内容や行動から、Cさんが遺産分割協議書の内容が本当に平等になっていると信じた結果サインをしたという経過を一つずつ証明していきました。
その結果、裁判所から、遺産分割協議書の錯誤無効を認める心証開示があり、和解調書の中で、遺産分割協議の無効を認めてもらうことができました。