過去の人生で苦労したこと
私には合わないと感じて、漫然と過ごした日々
私は、以前、営業職に就いていましたが、入社して早々、数字を追いかける毎日は私には合わないと感じて、漫然と過ごしてしまいました。
ただ、職場は一日の半分以上の時間を過ごし、仕事を通して人としての能力も養われるものだと気づき、「自分に合わない」で片付けてはダメだと思うに至りました。
その後は、先輩に経験談を聞き、仕事を観察し、営業に同行し、トーク術を盗み、自分のものにしようと奮起した時期があります。
「人生には無駄な経験なんて何一つない」という言葉をよく耳にしますが、違う職種である今の仕事でも、あの時踏ん張ることができたという経験は力になっていると思います。
依頼者の方が、事件解決後に、安堵した表情、明るい声になっていくのを目の当たりにして、どんな出来事も乗り越えた先には、こんなに人を良い顔にするんだなと実感しています。私も、良い顔になれるよう、たくさんの経験を自分に刻んでいきたいと思っています。