過去の人生で苦労したこと
大学受験で二浪したこと
人生に大きく影響のあった挫折は、大学受験で二浪したことです。
高校が進学校だったため、同級生が東大や京大や医学部に多く合格しており、負けたくないという気持ちで京都大学を三度受験し、三度不合格という結果になりました。
そんなとき、同じく浪人生活を過ごした友人が祖父に言われたという言葉を教えてくれました。
「プライドなんて、捨てれてナンボ」
プライドを持つことは確かに大切だが、それは結果の後についてくるもの。プライドのせいで先が見えなくなったり、現状を受け入れられなくなったりするのならば、ない方がマシだ。私にはそんな言葉に聞こえました。
本当に京都大学に入りたかったのではなく、ただありもしないプライドに邪魔されていたのだなとようやく気付きました。
落ち込む必要はない、現状を楽しもうと決意し、おかげで、大学ではいい経験やいい出会いもできました。受験には失敗しましたが、私の人生に無くてはならない経験だったと思います。