

企業法務の重要性が急速に高まる昨今、予防法務の充実は企業経営における不可欠な要素となっています。私は、法的トラブルの発生を未然に防ぐ「予防法務」に強い関心を持っています。
企業活動においては、「問題が起きてからでは遅い」という認識が常識となりつつあります。ひとたび紛争が裁判にまで発展すれば、解決までに多大な時間とコストがかかるうえ、たとえ勝訴しても真の意味で満足な結果を得られないことがあります。また、その過程で企業の社会的評価が損なわれることも少なくありません。
だからこそ、法的リスクを事前に察知し、的確に回避することが、効率的かつ持続可能な企業経営にとって最も重要な課題であると考えています。私は、依頼者の視点に立ち、企業の健全な発展を支える法務を提供していきたいと考えています。

中央大学大学院法務研究科
法律相談センター運営委員会