弁護士紹介

Message
from a lawyer

弁護士からのメッセージ

HIROSHI YABUNOUCHI
籔之内 寛

私が大切にしていることは、経営を知り、事業を知り、人を知ることです。
これによってクライアントの方たちと共通言語をもって仕事をしていくことが可能になり、法律知識の提供を超えた価値の創造に繋がると信じています。

Lawyer
interview

弁護士インタビュー

仕事をする上で大事にしていることは何ですか。
ITですかね。
内弁護士はITに強いのですか。
そのように自負しております。ただ、他人からの評価はわからないですね。
それでは、弁護士業界におけるITの重要性を教えてもらえますか。
やはり、クライアントが弁護士事務所に求めるのは専門性、そして迅速なレスポンスです。内部の方だけでは困難な調査事項などについても弁護士であればすぐに対応しなければ信頼を得られません。前例があるものであれば調査の報告、前例がないものであっても法律家としての見通しを立てる必要があります。企業の方から問合せがあれば翌営業日までには回答しておくのは大事かと思っています。例えば金曜の遅い時間に弁護士事務所に連絡しておいた件について、企業の方が月曜日の朝に出社してパソコンを開いたら、弁護士事務所から回答があれば間違いなく嬉しい気持ちになるでしょう。そういったちょっとしたことの積み重ねを大事にしたいと、常日頃考えています。
なるほど。素晴らしいですね。
こんなこと言ったらサリュがブラック企業みたいですけどね。
ははは。ところで、話を戻しますがITは具体的に何を活用しているのですか。
う~ん、何でしょうね。活用と言われると困りますね。
例えば、チャットを利用したりとか
あぁ、そういうのはありますね。Chatworkなども非常に便利ですよね。クライアントの方もかしこまってメールするより手軽ですしね。タスクの管理もしやすいですし、とても重宝しています。
他にはないでしょうか。ITに強いという話でしたよね。
自分としてはそう思っているのですが。
もう少しアピールできるところはないでしょうか。
自分自身、大学も経営学科出身ということもあり、書店で平積みされた経営書で気になるものは良く読むようにしています。というのも、もちろん一般企業の経営層の方たちこそ経営のプロだと思いますが、経営層の方たちとも経営に関する共通言語をもって、法律問題だけでなく、経営についてもクライアントとともに考えていきたいですね。また、クライアントの事業を理解することが非常に重要だと考えています。流通であれば流通の知識、不動産であれば不動産の知識など、法律以外の知識が必要になることも多いです。例えば、実際あった例でいうと工場関係の会社の仕事をしていたときも、現場の人は「NCが~」とか、いきなり話し出します。NCって、Numeral Controlの略で数値制御の工作機械のことなのですが、業界の人にとっては当たり前のことでも、弁護士にとっては当然に知っていることではないのです。知らないとNCって新山(N)千春(C)のことだと普通思っちゃいますよね。
いや、思わないですけど。
でも、そういった事業に関する知識を持っていると話の腰を折ることなくクライアントと話をしていくことができます。時代の流れにも遅れてはいけないですしね。もちろんクライアントの方から事業の説明を受けるのが最も大事ですが、自分自身でも日々勉強です。
あとは、やはり人を知ること。これは何だかんだ言ってとても大事ですね。我々は機械と仕事するわけじゃないので、経営者や現場の担当者の方の人となりを知り、また、こちらのことも知ってもらうことでコミュニケーションを取りやすくなると思います。我々はクライアント企業に所属しているわけではないですが、クライアントの方たちに仲間と思ってもらえたらありがたいです。そういったことの積み重ねにより、法律知識の提供を超えた価値の創造につながると信じています。
なるほど。それは経営者の方たちにとっても良い話ですね。ところで、ITの話は全然してくれていないのでしょうか。そろそろお願いします。
いや、していますけど。ひょっとして勘違いされていないですか。ITって、I(依頼者)T(対応)ですよ。
。。。
ははは。我々の間で共通言語をもった話が出来ていなかったみたいですね。こういうのが、クライアントと信頼関係が築けない一つの要因ですよ(笑)
インタビューやめさせてもらいますわ。
profile

プロフィール

経 歴

中央大学商学部経営学科卒
中央大学法科大学院卒
現在弁護士法人サリュ大宮事務所所長

資 格

マンション管理士

取扱分野

企業法務全般