過去の人生で苦労したこと
事務員以外の何者でもないと思い知らされたこと
私は大学時代から交通事故を専門に取り扱う法律事務所で働き始め、サリュが三事務所目になります。
前職では交通事故専門のパラリーガルとして勤め、多数の案件をこなすうちに仕事も順調に覚えて参りましたが、忙しくなるほどひとつひとつの事件に対して、そして事件の向こうにいるご依頼者の方に対して、意識が希薄になっていくことに気付きました。
もっと深く知識をつけてご依頼に応えたい、そして、働く自分たちにとっても良い事務所にしたいという欲が徐々に出てきました。しかしそれは、当時の職場では私に求められていないことでした。
自分なりに事務所や依頼者の方のために一生懸命やってきた仕事ですが、自分が事件を一緒に進める存在ではなく、ただの事務員以外の何者でもないと思い知らされたことは紛れもない挫折でした。
もっと事件や自分たちの事務所に対してモチベーションの高い人達と、自分が持てる力をすべて使って一生懸命仕事をしたいと強く思い、サリュへ入所し現在に至ります。