Profile
プロフィール
- 所属
- 第一東京弁護士会
- 公職等
- 法教育委員会
- 出身地
- 和歌山県和歌山市
- 出身校
- 早稲田大学法学部
- 趣味
- クイズ・野球観戦
- 好きな言葉
- 雲の向こうは、いつも青空
- 所属事務所に問い合わせる -
銀座事務所
Interview
インタビュー
- 過去の人生で苦労したこと
諦めかけた、3度目の予備試験
現状の司法試験は、大学卒業後に法科大学院に入学して卒業することが受験資格となっています。しかし、私が弁護士を目指そうと思ったとき、法律とは関係のない仕事をしていたため法科大学院に入学していませんでした。その場合、司法試験を受験する前に予備試験という試験に合格しなければいけないのですが、この合格率は5%未満でとても大変でした。私は予備試験を2度失敗し、3度目の受験の際、今回ダメだったらもう諦めようかなと思っていました。そんな状態で試験に臨んだにもかかわらず、最初の科目が時間不足でほとんど解けませんでした。正直、「これはもう無理かもしれない」と思いました。しかし、「こうなったら次から高得点を取り続けるしかない」と気持ちを切り替え、とにかく集中してその後の科目に取り組みました。結果、無事に予備試験を合格し、弁護士になることができましたが、あの時の緊張感は忘れがたい経験です。
- お客様に伝えたいこと
法律を知らないせいで損をするのは理不尽
法律のことで悩まなければならない状況というのは、不安でいっぱいな状態だと思います。そのような窮地をサポートするのが我々の仕事だと思っています。法律を調べて理解するのは難しいです。しかし、専門家に相談して、現状や今後の見通しを知るだけで、漠然とした不安から解放されることが多いです。反対に、「あのとき相談しておけば」という後悔だけはしてほしくないと思います。法律を知らないせいで損をするのは理不尽ではないでしょうか。法律のことでお悩みであれば、遠慮せずに専門家である我々に相談していただければ幸いです。
- 仕事の中で心がけていること
依頼者の立場になって、できることを考える
心がけているのは、依頼者の立場になって、依頼者のためにできることを考えることです。弁護士の立場で見れば、法律問題をいくかのパターンに分けて事務的に考えることもできます。しかし、依頼者にとっては、どんなパターンであれ、一生に一度の大変な経験になることがほとんどです。このような弁護士と依頼者の立場の違いが、信頼関係を築くうえで思わぬ溝を生む可能性もあります。そのため、私は、弁護士としての発想のみならず、依頼者の立場ならどう思うかも意識し、ひとつひとつの事件にベストな解決方法を考えるように心がけています。