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プロフィール
Interview
インタビュー
- 過去の人生で苦労したこと
勉学の大変さと、日に日に弱っていく祖母の姿
私は生粋の「おばあちゃん子」でしたが、その祖母が、司法試験本番の一年前に余命半年という宣告を受けました。
その事実を知らされた際、目の前が真っ暗になり、もはや自分の将来についても何も考えられなくなりました。しかしながら、私の将来を一番に案じていた祖母の思いを無下にしてはならない、また、一日でも祖母との時間を多く過ごしたいと思い、受験勉強と祖母の看護との両立を決意しました。勉学の大変さと、日に日に弱っていく祖母の姿の板挟みで、体力・気力共に非常に辛い日々が続きましたが、周囲の支えもあり、無事に合格することができました。
祖母は亡くなる前、「どうか周りの人たちを笑顔にしてあげて」と私に告げました。それまでは自分の人生ばかりを考えてきた私でしたが、このかけがえのない経験をきっかけに、これからは、私にとっての祖母がそうであったように、そして、苦しい時期に私を支えてくれた方々のように、私自身が多くの人々が寄り添うことができ、安心できる存在になろうと心に誓いました。
- お客様に伝えたいこと
ひと味もふた味も違う、人間味溢れる弁護士やスタッフばかりです
ここ十数年で、法律事務所数も弁護士人口も大きな伸びを見せていますが、サリュには他の事務所とはひと味もふた味も違う、人間味溢れる弁護士やスタッフが多く在籍しております。皆、様々な人生を経て、他者の「痛み」を理解することができる者ばかりです。そして、どんな事件であっても、チームプレーをモットーに、皆が、あなたを最適な解決へと導くべく、日夜、議論し鍛錬を続けています。まずは、どんなことでもお話を、あなたの思いをお聞かせください。一見、関係が無さそうに見えることでも、大きなヒントが隠されている場合もあるのです。
- 仕事の中で心がけていること
大局的な視野から、今後の人生にとっての最適解を
ある尊敬する法曹の方から「最近の弁護士さんは、近視眼的に事件の解決だけを見てしまっている。君は、より大局的な視野から、依頼者の今後の人生にとって何が最適解か考えてあげて」との言葉を頂戴したことがあります。確かに昨今の司法制度改革などによって、弁護士業も細分化・高度化され、そのあり方も大きく変容してきたように思います。そんな中でも私は、多くの方々からどんなことでも安心して頼って頂けるような、身近で親しみやすい弁護士となるよう心掛けています。一方で、自身の仕事には厳しく丁寧に、かつ忍耐強く取り組んでいきます。あなたの今後の人生について何がベストか、我々と一緒に考えましょう。