Interview
インタビュー
- 過去の人生で苦労したこと
怪我による二年半のリハビリ生活
私には怪我により、前職を退職してリハビリに専念していた時期が二年半ありました。その当時は、日中でも起きていることが出来ないほど体調が悪く、家で寝ていることがほとんどでした。家にいるか、病院でリハビリをしているかしかない毎日でした。
同年代の人がバリバリ仕事をしている姿を横目に見ながら、自分は一体何をしているのか、何のために生きているのかなど、社会との隔絶を感じていました。
身体を治さないことには何も始められないとはわかっていても、自業自得の怪我ではあるものの、どうしようもないやるせなさが常にありました。まさに出口のない真っ暗闇の中にいるような感覚でした。この思いを二年半持ちながらリハビリに耐えた経験は何物にも代えがたいものだったと思います。
- お客様に伝えたいこと
どんなことでもいいですから教えて下さい
交通事故の被害に遭った経験から、様々な思いを共有できると思います。自分が全く悪くないのになんでこうなってしまった?という疑問や後悔など色々な思いがあると思います。その思いを教えて下さい。
交通事故に限らず、どんな案件でもそうですが、こんなことはどうでもいいだろう、関係ないだろうと思われていることに実は事件解決のヒントがあったりします。
どんなことでもいいですから教えて下さい。全てはそこから始まります。良いことも悪いことも全て共有しましょう。あなたは一人ではないのです。孤独ではないのです。たくさん話して、思いを共有して、一緒に最良の解決の道を探しましょう。
- 仕事の中で心がけていること
何を考え、どうしたいのかを出来るだけ汲み取ること
その人が何を考え、どうしたいのかを出来るだけ汲み取ることを心がけています。一人ひとり育ってきた環境も考え方も全く違うわけですから、私一人の想像では限界があります。どんな愚痴でも、どんな怒りでもどんな不安でも、こちらで勝手に決めつけず、真摯に受け止めようと心がけています。そのために色々な話をし、一緒に考え、共有したいと思っています。
弁護士と相談者や依頼者はもちろんのこと、スタッフとスタッフ、事務所間の連携など、様々な関係において意思疎通をスムーズにする縁の下の力持ちのような人になりたいと思っています。
そして、依頼者や相談者の悩みや不安を少しでも取り除き、最終的にご依頼いただいた案件が、過去のこととして、前向きに新たなスタートをきることが出来るようにサポートしていきたいと思っています。